ID |
tk03212 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
tk03212.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 1.1 MB |
Last updated |
: May 22, 2013 |
Downloads |
: 1355 |
Total downloads since May 24, 2013 : 1355
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タイトル |
ジョージ・A・バーミンガムの短篇小説「命がけの愛」
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別タイトル |
George A. Birmingham’s Short Story, “A Soul for a Life” |
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著者 |
八幡, 雅彦
(Masahiko, YAHATA)
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[外部リンク] | 研究者総覧へ |
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出版地 |
別府 |
出版者 |
別府大学短期大学部 |
日付 |
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上位タイトル |
別府大学短期大学部紀要
No.32
(2013.
2)
,p.115-
123
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識別番号 |
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抄録 |
本稿は、ジョージ・A・バーミンガム(1865-1950)の短篇小説「命がけの愛」の翻訳・考察を通してこの作品の意義と価値を示す。バーミンガムは第6作目の小説『スペインの黄金』(Spanish Gold, 1908)でユーモア小説に転向し、その後もアイルランドのナショナリストとユニオニストの対立をユーモラスに描き続け、人間同士の融和のためには何事にもジョークを見出そうとするユーモアの精神が必要だという信念を訴え続けてきた。この信念は、人間愛と寛容の精神に基づく彼の深いキリスト教信仰から生み出されたものである。しかしこの「命がけの愛」は例外的に深刻な小説で、1組の男女の恋愛とその破綻を描き、今日も続くナショナリストとユニオニストの対立の根深さをえぐり出している。
この小説は、バーミンガムが深刻な小説の書き手としても優れていることを示している。
同時に彼の深刻な小説が、ユーモア小説同様に、普遍的な意義と価値を備えていることを示している。 |
キーワード |
アイルランド |
短篇小説 |
ナショナリズム |
ユニオニズム |
恋愛 |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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