ID |
tk04002 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
本文 |
tk04002.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 509.1 KB |
Last updated |
: Apr 10, 2021 |
Downloads |
: 1401 |
Total downloads since Apr 10, 2021 : 1401
|
|
|
タイトル |
「主体的・対話的で深い学び」を実現する小学校国語科説明文の発問研究 : 短期大学生に対する内省法を基盤に
|
別タイトル |
A study of questions and instructions about explanatory sentences in elementary school japanese class for the realization of independent, collaborative and deep learning : based on introverting methods |
|
著者 |
古川, 元視
(Hurukawa, Motomi)
|
別府大学短期大学部
|
[外部リンク] | 研究者総覧へ |
|
出版地 |
別府 |
出版者 |
別府大学短期大学部 |
日付 |
|
上位タイトル |
別府大学短期大学部紀要
(Bulletin of Beppu University Junior College).
No.40
(2021.
2)
,p.11-
21
|
|
識別番号 |
ISSN |
|
JaLCDOI |
https://doi.org/10.32289/tk04002 |
|
抄録 |
本研究は,短期大学生を対象に,国語科説明文における発問の調査を実施し,その結果を分析・考察したものである。小学校第4学年の教材である「アップとルーズで伝える」の本文を読み,学習課題と授業時数を与え,どのような発問をするのか考えてもらった。また,教師が作成した発問と自分が考えた発問を比べて感想を書いてもらった。その結果,短期大学生が考えた発問数は,6割以上が4問以上であった。読書プロセスでは,「黙読・音読・精読」の「精読」に集中している。この教材文の内容を読み取る精読での発問は,的を射ているものが多かった。これは,これまでの説明文の授業において精読が丁寧に行われていると考えられる。次に多かったのは,「活用・表現・創造・制作」である。学習課題を踏まえて,表現活動を行うので,そのような結果となったのであろう。学習課題を踏まえていない発問も多かったことから,学習課題を設定して授業を進めるということもあまりできていないことがうかがえる。短期大学生は,① 題名を読む,比べて読むなど児童に深く考えさせる発問,② 字数を制限して,児童自身の考えを書かせる発問,③ 2つを対比する文章を書かせるために,教材文で2つを対比させる方法を捉えさせる発問,④ 単元の授業過程全体からの発問,⑤ 線を引かせて考えさせる発問,⑥写真をどこに入れるかなど,本文と図を照合させる発問,⑦ 付けたい力を明確にした発問が重要であると考えている。付けたい力を明確にし,読書プロセス(授業過程)に沿い,条件を付け(線を引く,色を塗る,○字以内で書くなど),自分の考えを書き,児童が深く考える発問を行う必要がある。また,教師側から考えるだけではなく,学習者の側から考える発問,学習計画や振り返りに関する発問,精読力だけではなく読解力を向上させる発問なども考える必要がある。 |
キーワード |
|
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
著者版フラグ |
publisher |
Index |
|
関連アイテム |
|