Changes Experienced by Children in Organized Camps Measured by MHPC and IKR
著者
神田, 亮
(Ryo, KANDA)
佐藤, 健
(Ken, SATOH)
別府市立少年自然の家「おじか」
出版地
別府
出版者
別府大学短期大学部
日付
出版年
: -
作成日
:
更新日
:
記録日
: 2012-04-03
形態
上位タイトル
別府大学短期大学部紀要
No.31
(2012.
02)
,p.125-
131
識別番号
DOI
URI
抄録
児童の組織キャンプでの体験内容を評価するため児童用精神的健康パターン診断検査(Mental Health Pattern for Children:以下MHPC)と子どもの生きる力評定用紙(Ikiruchikara:以下IKR)簡易版の調査を2泊3日の組織キャンプ前後で34名の対象者に対し実施し、以下の事が得られた。
MHPC では領域別ストレス得点が組織キャンプ前後で低下し、領域別やる気得点はキャンプ前後で増加した。これは対象者にとって良い結果であり、組織キャンプ前に比べ精神状態は安定していると思われる。
IKR 簡易版の結果では「生きる力」が組織キャンプ前後で有意に向上しており、さらに「身体的能力」も向上している。これらは対象者にとって良い結果であり、今回の組織キャンプが対象者の生きる力を高めたことが明らかとなった。