ID |
tk03111 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
自身が高機能広汎性発達障害をもつ母親の育児感情 : 「育児感情尺度」を用いた4事例の報告
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別タイトル |
The Childcare Emotion of Mothers with High-Function Pervasive Developmental Disorder : 4 Cases Using the “ Mother’s Childcare Emotion Questionnaire Method ” |
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著者 |
飯田, 法子
(Noriko, IIDA)
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別府大学短期大学部
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佐藤, 晋治
(Shinji, SATOH)
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大分大学教育福祉科学部
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出版地 |
別府 |
出版者 |
別府大学短期大学部 |
日付 |
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上位タイトル |
別府大学短期大学部紀要
No.31
(2012.
02)
,p.111-
124
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抄録 |
近年,子どもだけでなく母親にも高機能広汎性発達障害が存在する場合,育児の難しさから虐待などの深刻な問題へと発展し,子どもには二次障害などのいわゆる「難治例」が多いことが報告されるようになっている(浅井,杉山ら,2005)。
本稿では,母親が高機能広汎性発達障害と診断された4事例の育児感情を,「育児感情尺度」(山川,柏木,2004)を用いて一般の母親らと比較し,加えて半構造化面接における「語り」を通して育児感情尺度の数値を検討した。特に山川・柏木らの示す『「夫からの孤立感」と「育児否定感情」には弱いながらも正の相関が認められる』という傾向に着目し,検討を行った。
その結果,母親らに上記傾向は認められず,また,事例らの「育児否定感情」は,「夫からの孤立感」に比べて高い傾向がみられた。それらの関連要因を「語り」から検討した結果,夫の「心理的支援と物理的支援」のバランスの問題や,母親らの想像力の障害,同時並行課題の困難さといった障害に基づく「特性」の影響が考えられた。 |
キーワード |
高機能広汎性発達障害をもつ母親 |
育児感情尺度 |
半構造化面接 |
語り |
心理的支援と物理的支援 |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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