| ID |
sg05104 |
| アイテムタイプ |
Article |
| このアイテムを表示する |
| 本文 |
sg05104.pdf
| Type |
: application/pdf |
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| Size |
: 2.1 MB |
| Last updated |
: Nov 11, 2021 |
| Downloads |
: 760 |
Total downloads since Nov 11, 2021 : 760
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| タイトル |
Chi-Altar の所在についての一考察
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| 別タイトル |
| ¿ Dónde se encuentra el lugar de Chi-Altar ? |
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| 著者 |
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佐藤, 孝裕
(Sato, Takahiro)
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別府大学文学部史学・文化財学科
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| [役割] | 教授 |
| [外部リンク] | 研究者総覧へ |
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| 出版地 |
別府 |
| 出版者 |
別府大学史学研究会 |
| 日付 |
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| 形態 |
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| 上位タイトル |
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史学論叢
No.51
(2021.
3)
,p.21-
44
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| 識別番号 |
| ISSN |
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| DOI |
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| URI |
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| JaLCDOI |
https://doi.org/10.32289/sg05104 |
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| 抄録 |
いわゆる Chi-Altar 文字は、エル・ミラドールのように、マヤ低地南部の先古典期の大遺跡を表すと推測されることが多い。しかし、この文字が初めて生起するのがティカルの石碑 31 であり、このモニュメントが「エントラーダ」の記念碑的存在であること、加えて“chi" はマゲイを意味し、メキシコ中央高原での栽培が知られる乾燥に強い植物であることなどを勘案すると、Chi-Altarは本来テオティワカンを表す文字だったと考えられる。この文字は、「エントラーダ」の担い手やその後継者たちが、テオティワカンを表す文字として考案したものであり、彼らはこの場所に言及することで、自分たちの出自がテオティワカンの権威に由来することを顕示した。その後、Chi-Altar の地は、低地南部マヤ社会で王朝創立者の権威の源として認識されるようになった。しかし、時間の経過と共に、Chi-Altar がテオティワカンであるとの認識が薄れ、とりわけ古典期後期には、Chi-Altar は王朝の正統性を根拠付けるような一般名詞的地名になっていった。 |
| キーワード |
| Chi-Altar |
| エントラーダ |
| ティカルの石碑31 |
| テオティワカン |
| マゲイ |
| 王朝創立 |
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| NDC |
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| 注記 |
橘昌信先生追悼号 |
| 言語 |
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| 資源タイプ |
text |
| ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
| 著者版フラグ |
publisher |
| Index |
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| 関連アイテム |
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