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ID | k085103 | ||||||||||||
アイテムタイプ | Article | ||||||||||||
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タイトル | 高脂肪食を投与したラットにおける茶がらの血清脂質への影響 | ||||||||||||
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抄録 | 要旨 【目的】 近年,食生活の変化に伴い世代に関わらず肥満が増加傾向にあり,循環器系疾患や代謝異常が問題となっている。肥満解消あるいは予防のために適切な食生活や適度の運動が最も重要であるが,食品中の機能性成分を利用することで,より効率的な効果が期待できる。 その一つに緑茶が挙げられ,内臓脂肪蓄積や動脈硬化症のリスクを低減する機能を持つことなどが報告されている。緑茶の葉には,抗肥満作用や発がん抑制作用などのあるカテキン類,抗酸化作用のあるビタミンC,血圧降下作用のあるアミノ酸類などの水溶性成分や,抗酸化作用をもつβ- カロテンやビタミンE,コレステロールを低下させる食物繊維などの不溶性成分が含まれている。緑茶浸出後の茶がらには不溶性成分だけでなく水溶性成分も残存していることから,浸出後の茶がらに注目し,高脂肪を摂取したラットに同時に茶がらを投与することで茶がらの有効成分がどのような影響を及ぼすのか明らかにすることを目的とした。 【方法】 4週齢のSD系雄ラット(日本クレア)を36匹購入し,オリエンタル酵母工業製の固形飼料(MF)で1週間予備飼育した。その後,AIN-76組成を基礎飼料としたコントロール(C)群と,20%の油脂(ラード)を含む高脂肪食(HF)群,CおよびHFにそれぞれ茶がら3.35%を加えた茶がら(T)群と「高脂肪食+茶がら」(HFT)群の4群 ( Table 1 ) 各9匹ずつに分けた。すべての群において,10週間それぞれの飼料と水は自由に摂取させた。この間,体重は毎日,摂食量と糞便量は3,6,9週目に求めた。さらに9週目の糞便中粗脂肪量を測定した。各ラットは室温22±5℃,湿度50±10%,12時間の明暗サイクル(午前7時点灯,午後7時消灯)の条件で飼育した。 10週間の実験食投与後、エーテル麻酔下で下大静脈から採血を行い,肝臓,腎臓,副腎,胃,小腸,盲腸および脂肪組織を摘出し,小腸は長さを,その他の臓器は重量を測定した。 盲腸は内容物のpH測定も行った。血清は総コレステロール,エステル型コレステロールおよび遊離コレステロール,トリグリセリド,リン脂質,遊離脂肪酸の量を測定した。 【結果および考察】 最終体重はHF群が最も重く,次いでHFT群,C群,T群の順であった。糞便中の粗脂肪量は,T群はC群よりも有意(p<0.05)に,HFT群はHF群よりも有意(p<0.01)に多く,茶がらを含んだ群(T群およびHFT群)はそうでない群(C群およびHF群)に比べより多くの脂肪を排泄することが示された。血清脂質では,T群において総コレステロール,遊離型コレステロール,リン脂質および遊離脂肪酸の値がC群よりも有意に低値を示した。HFT群は総コレステロール,エステル型コレステロール,遊離型コレステロールおよびトリグリセリド,リン脂質がHF群に比べ有意(p<0.05)に低かった。さらに,トリグリセリドを除く全ての項目でHFT群はT群およびC群と比較して有意(p<0.05,p<0.001)に低値を示した。 これらの結果から,茶がらには総コレステロールやリン脂質,遊離脂肪酸などの血清脂質を抑制する作用があることが示唆された。 |
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キーワード | |||||||||||||
NDC | |||||||||||||
注記 | 指導教員、江崎一子 図版6枚 |
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言語 |
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資源タイプ | text | ||||||||||||
ジャンル | Thesis or Dissertation | ||||||||||||
Index |
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