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ID | k075101 | ||||||||||||
アイテムタイプ | Article | ||||||||||||
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タイトル | 別府大学生の食生活の実態と食意識 | ||||||||||||
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抄録 | 要旨 【目的】現在の食生活は、核家族化、食生活の内容、行動などの面で多様化している中、健康などに関わる情報が氾濫しているため、誤った情報の利用などにより健康を害する可能性もあるため、心身の健康が維持できるよう正確な知識をもって、食品や料理など選択する能力が必要である。また、食をめぐる問題として、「栄養の偏り」、「不規則な食事」、「肥満や生活習慣病の増加」、「過度の痩身志向」、「食品の安全・海外への依存の問題」などがある。安全で豊かな食生活を営むには、食に対する正しい知識をもち、多様な食品情報から必要な情報を選択し、自ら考え行動することが重要である。よって、本研究は、大学生を対象に食習慣と食行動の調査を行い、食への関心と個人の価値観(食意識)について分析し、今後の適切な食生活指導に役立てることを目的とした。 【方法】対象学生は、平成20年度の別府大学の食物栄養学科と人間関係学科の1年生と3年生を対象にアンケート調査を行った。調査方法は無記名による自己記入方式を用い、説明依頼文書並びに質問調査用紙の配布と回収を実施した。食物栄養学科と人間関係学科ごとの(1)身体状況、(2)自炊状況、(3)体型変化、(4)健康・睡眠・疲労状況、(5)食事摂取状況、(6)食意識について解析し、両学科の比較を行なった。解析はSPSS 15.0Ver(for Windows)を用いて、t検定、Mann-Whitney検定を行ない、5%未満を有意水準とした。 【結果・考察】今回の調査の結果、女性では、両学科共に痩せ願望が強く、特に痩せている者がさらに痩せたいと思っており、女性の痩せに対する問題が明確となった。この対策として、痩せ体型を示す若年女性は月経異常、骨密度の低下、低体重児を産むリスクが高くなることを、理解させ、正しい行動に結びつけさせるような栄養教育が大切であると考えられる。 男性で朝食を欠食する率が高く、自炊者では極めて高かった。朝食欠食は高校卒業後から起き始めるとされており、朝食欠食対策は、朝食欠食が習慣化する前の大学入学後の早い時期に適切な食教育を行うことが必要と思われる。そこで、簡単に、安くておいしい料理ができるように料理教室を開き、調理の知識と技術を身につけさせ、実際に実行できるような教育を行う必要がある。 食物栄養学科の学生で、睡眠時間が短く朝食を欠食している者で健康不調を訴える者が多かった。そのため、食事と生活リズムとの関係と適度な睡眠時間を理解させ、規則正しい食生活を心がけるよう栄養教育を行う必要がある。 今回の研究をもとに大学生に適切な食教育を行い、正しい食意識を身につけさせ、実行できる方法を確立していきたいと考える。 |
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NDC | |||||||||||||
注記 | 指導教員、安房田司郎 図版3枚 |
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資源タイプ | text | ||||||||||||
ジャンル | Thesis or Dissertation | ||||||||||||
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