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ID M1114002
アイテムタイプ Article
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本文 未公開
URI
タイトル 青年の両親間葛藤に付随する要因の検討 : 適応感及び親への心的距離の視点から
別タイトル
著者
榊原, 有紀
別府大学大学院文学研究科臨床心理学専攻
日付
出版年:  - 
作成日
更新日
記録日: 2013-06-11
形態
識別番号
DOI
URI
抄録 【要旨】
修士論文では、両親間葛藤を認知と反応の2側面から捉え,両親間葛藤のタイプ分類を探索的に明らかにした(研究Ⅰ)。さらに得られた両親間葛藤のタイプ毎の適応の状態との関連(研究Ⅰ)及び,親子間の心的距離についての捉え方(研究Ⅱ)を検討した。なお、本研究では実際の夫婦間の葛藤を夫婦の不和とし、子どもが感じる夫婦間の葛藤を「両親間葛藤」と操作的に定義した。研究Ⅰでは、両親間葛藤には認知と反応のパターンによって異なる特徴を示す【情緒群】【翻弄群】【自立群】の3群があることが明らかとなった。さらに得られた3群毎に適応感との関連を検討したところ、【情緒群】において、研究Ⅱにおいて、【情緒群】【翻弄群】の青年は、両親間葛藤を抱えた生きづらさを持っていること,親からの心的自立が不十分であることが示された。
 両親間葛藤をタイプ別に分けて捉える試みがなされた研究はなく、質的な性質の強い両親間葛藤をタイプ毎に分類することによって、実証的な知見が得られた。これまでひとまとめに考えられてきた両親間葛藤の問題に対する心理臨床的アプローチとして、有用な結果が得られた。
キーワード
NDC
注記 平成25年度修士論文
指導教員 大嶋美登子
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Thesis or Dissertaion
Index
/ Public / 修士論文 / 文学研究科 / 2012
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